道路とは、道路法で「一般交通の用に共する道」と定めています。私達が毎日の生活において徒歩、自転車や自動車など自由に移動する為に使用する公共施設のことです。これを道路の「一般使用」と言うそうです。その道路上に、道路の安全や円滑な交通の為に設置された施設や工作物を道路附属物と言い、標識や照明施設、車止めといったものは道路附属物になるということです。
一方で「道路占用物件」というものもあるのをご存知でしょうか。
道路を「占用」している物件とは、なにを意味しているのでしょう。

■特別使用の物件
道路附属物は、道路標識や街灯、ガードレールやカーブミラーなど、道路の安全を目的とした施設です。その他にも道路上に設置されているものはあります。例えば電柱です。

電柱は、電線やケーブルなどを地上よりも高い位置に張り巡らせる為に設置されている柱状の工作物です。道路の安全の為を目的とした工作物ではありません。しかし、電柱はライフラインには必要不可欠です。この様な、道路の一般使用以外の目的で使用することを「特別使用」と言うのだそうです。

■道路の使用を調整する
道路が整備されると交通が生まれ、人の行き来から様々な物流、そして事業へと発展していきます。その道路上に物件を設置されれば交通の妨げとなるでしょう。人々が安全で円滑な交通を維持する為に、一般使用と特別使用を調整する制度を「道路の占用」と言い、電柱など道路上に継続的に設置されている工作物を「道路占用物件」と言うのだそうです。

電柱や電線、公衆電話、郵便ポスト、変圧塔、鉄道に関連する施設、露店など、様々な施設や工作物があります。

■道路管理者の許可が必要
道路の占用に関しては、道路を管理している道路管理者の許可が必要になり、道路法等で定められた物件や施設しか道路の占用が認められないのだそうです。また、公共性や安全性なども考慮されていることが求められます。
電線や水道管、ガス管など生活に必要不可欠な物件や施設なども、この法律に定められた基準を守らないと許可が下りないのだそうです。

道路管理者によって、道路の安全を第一に配慮することで、私達の生活が守られていると言えるのではないでしょうか。

■より良い交通の為に
生活に欠かせない道路ですが、道路附属物とは別に道道路占用物件が道路に設置されています。道路の安全を目的とした施設ではありませんが、道路の安全を第一に考える制度により、便利に、そして安全に利用されているといえそうです。道路附属物を含め、道路占用物件もまた、日常生活に欠かせないものとなっているのではないでしょうか。