国土交通大臣や都道府県知事、市区町村の長など道路管理者が管理する道路附属物は、様々な種類があります。
道路の安全と円滑な交通を維持する為に設置されている道路標識、道路反射鏡などがそれにあたりますが、その他にも維持する為に必要な施設などもこれに含まれるのだそうです。

■道路管理者が管理する施設、または工作物
道路附属物は、「道路法」に基づいて設置された道路標識を対象の一部としています。しかし、道路上にある全ての道路標識が道路附属物とは限りません。それは、道路管理者とは異なる団体が設置した道路標識もある為だからなのだそうです。

道路標識の種類や管理に関して、国土交通省では4種類に分類されると記載しています。
・地名の距離、または方面の案内を目的とした案内標識
・カーブや踏切など道路の利用者に注意を促す目的の警戒標識
・一旦停止や駐車禁止など、禁止事項を伝える目的の規制標識
・横断歩道や自転車横断帯など、道路交通上決められた場所を示す目的の指示標識

とのこと。

■道路管理者と公安委員会
案内標識と警戒標識は道路管理者が管理を行っていますが、残る規制標識と指示標識は、道路管理者と公安委員会が管理しています。管理者が異なる為、道路によっては、道路管理者が設置した警戒標識と、公安委員会が設置した規制標識が並んで設置されているといった場合もあるようです。

つまり、公安委員会が設置した標識は道路に附属物には含まれず「占用物件」として分類されるのだそうです。

■その他の道路附属物
バス停に設置されているベンチ。そのベンチの上や待合所なども道路附属物に含まれます。またその道路に防雪や防砂の為の施設があれば、それも同様なのだそうです。さらに、ドライバーへ情報を伝える道路情報提供装置、車両監視装置、気象観測装置、緊急連絡施設など、道路の保全と安全で円滑な運行を維持する道路上の附属物はたくさんあるといいます。

また、道路に設置されているガードレール、景観を良くする道路上に整備されている街路樹、街路灯などもこれに含まれているそうです。

■安全の為の道路附属物
道路の附属物は道路の保全や安全を目的とした多種多様の施設があります。道路管理者と公安委員会で管理している部分が異なる部分があるなど、複雑に感じてしまう部分もありますが、道路標識の柱などに管理者が記載されている為、調べる事は難しくないようです。道路附属物によってドライバーの安全が守られていると言えますが、日々油断せず、安全運転を心掛ける気持ちが大切なのではないでしょうか。